今年一発目のケンサキイカ釣りは昨年爆釣した餌釣りにこだわった結果、たったの18杯と言う最低な釣果となってしまいました。
前回行った当日は活性が低かったのも有るが、ボトムに居るケンサキイカに餌釣り仕掛けではアプローチ出来なかった事が大きな要因と思われました。
翌日以降離島のケンサキイカはライトエギングでボトムを中心に皆さん好釣果を得られていました。
今回はライトエギングをメインに考えながら餌釣りもやってみようと行ってみました。
結果的に昨年の餌釣り爆釣を上回る大爆釣となりました。
ケンサキイカが大爆釣に至った秘訣を3つあげます!
- ボトム攻略を効率化するアイテム
- とにかくケンサキイカを集めるアイテム
- 反応したケンサキイカを逃がさず乗せる合わせ方
この3つのポイントをご紹介しながら、釣行の様子を見て行きましょう。
ショアケンサキイカ釣りボトム攻略はライトエギングで探ろう!
前回は休日に行った事でポイントが気になり早めの船で渡った為、強烈な日差しにさらされて熱中症になりそうでしたが、今回は仕事終わりの船で日が暮れてからだったので良かったです。
姫路港で船に乗って出航を待っていると、1列前に座られている人が最近顔見知りのやっちさんに似ている。そしてやっぱりやっちさんでした。
やっちさん一行はいつもレンタカーを借りておられて、島に到着すると何とポイントまで乗せて行ってもらえました。本当にありがとうございました。
私たちが乗った便に釣り人は多くありませんでしたが、ポイントまで到着すると結構な釣り人でした。ブイが多くややこしいですが何とか全員ポイントに入る事が出来ました。
ショアケンサキイカ釣り①ボトム攻略を効率化するアイテム
前回は餌釣りで撃沈食らったので、今回のケンサキイカ釣り方の基本はライトエギングです。
リグったら早速スタートして、前情報からもボトムって分かっているので、底まで沈めます。しかしいまいち反応が有りません。
その後何投かしていると微妙なアタリが有ったが乗らず。いまいちボトムに入れていないのか?また徐々に上ずってしまいボトムを外している気もします。
ボトムと分かっているのだからさっさと沈めて、ボトムを外さない様にシンカーを付けてやってみよう。
ボトムまで沈める時間の短縮で手返し良くなって、更にボトムを感じ易くしっかり探れる様になりました。するとあっさりHIT♪
しばらくスッテの方にばかりHITしていましたが、エギにもHIT♪
ちょっと反応が悪いな?って思ったらエギやスッテのチェンジをしてみるとあっさりHIT♪
仮面シンカーはズレ易いので、アゴリグシンカーの方が良いですね!
タカミヤの安いシンカーなど有りますし、何かオモリになる物を付ければOKです。
このカラーはお気に入りなのか連発し始めました。そしてちょっと良いサイズがHITしたみたいで、引きを楽しみながら寄せていると何かに引っ掛かった。
ブイがいつの間にかかなり動いているが、だからと言ってブイに引っ掛かった感じでは無く見えないロープが有ると思われます。本当に最悪!
立ち位置を移動して引っ掛からない様にしながら釣りを再開しました。
ポツポツですが釣れて良い感じになってきました。
餌釣りの準備もしていましたのでやってみます。
餌はシラサエビが大変なので、昨年買って冷凍していたサシアミを使ってみます。
ボトムに沈めないといけないので、2.7gのダウンショットシンカーを追加してやってみましたが、1投目で根掛かり・・・
2.7gは重過ぎたみたいなので、再びリグを直して1gのシンカーを追加してやってみると何とかHIT♪
今日来る時に買った餌のオキアミも使ってみよう!これで釣れるならシラサエビをブクブクに入れて持って来なくても良い。
しかし餌釣り仕掛けでボトムを探るのはやはり難しい。沈め過ぎると根掛かりするし、ボトムに入らないとアタリが出ません。
ここで餌釣りにこだわっていると、前回の二の舞になってしまうので、今回はライトエギングに徹する事にしました。
ケンサキイカがHITしてゴンゴンの感じが激しいと思ったら本日初のダブル!
前半戦は意外と渋く爆釣とも行かずですが、前回に比べれば十分の釣果でした。
しかし見えないブイのロープに何と4回も仕掛けを持って行かれました。入った場所が悪かったと思うしかないですが、かなり痛いです。
同行者のミッチーさんは1便遅れて到着されて、今回はテーラーで餌釣りをメインにされていましたが全く釣れない状況です。
ショアケンサキイカ釣り②とにかくケンサキイカを集めるアイテム
日付変更前に休憩してからの再スタートです。
先週Twitterフォロワーのゆっそんさんが集魚灯で照らすとケンサキイカが集まって反応が良くなったらしいです。
実は私もヒイカなどで集魚灯を使うので、効果有るのでは!?と思っており、前回集魚灯を持って来ていましたが、あまりに釣れないので何をやっても同じだろうと集魚灯を5分照らして無理やなってなってました(笑)
今回のポイント周辺を見ても2人ほど集魚灯を照らして釣りをしている人が居ましたが、私の集魚灯は最大の明るさだと3時間しか持たないみたいなので、日付変更あたりから使ってみようと思っていました。
早速集魚灯を照らしての釣り開始!
しばらくして効果が有ったのか?沖のボトム中心にしか釣れていなかったのに、足元でも釣れる様になりました。
沖のボトムで反応が無かったとしても、足元までしっかり探っていると乗ってくるようになって効率が良くなり釣れ始めました。
断然エギの方が良いですよ!とミッチーさんにアドバイスしますが、エギ単体なのでいまいち釣れない様です。
私の釣れ様と差が激しいので、アシストリーダーとスッテを進呈してライトエギングをやってもらう様にしました。
するとミッチーさんもバシバシ釣れる様になってホッとしました。
集魚灯でバシバシ釣れる中またもやケンサキイカHIT後に寄せているとロープに引っ掛かる。何とエギとスッテのを5セットロスト!
ケンサキイカが釣れているのだけは幸いだが、こんなコスパの悪い釣りは厳しい。
私の前にブイが3つ有ってそれがあちこち動いては水中にロープが有るみたいで引っ掛かってしまいます。その3つのブイより外で釣りをする事にしました。
その後は全く引っ掛かる事無く朝までロストは有りませんでした。もっと早く気付けば良かったですが、その3つのブイって結構な距離が有るのでそんなに関係が有るとは思えませんでした。不運としか良い様が有りませんね。
日付変更後は全体的に時合いが来たみたいでやっちさんの方も連発が続いた様ですが、次第にそちらは落ち着いたみたいでアタリが無くなったみたいです。
しかし集魚灯を中心に釣りをしている、ザルツとミッチーさんは相変わらず連発!
フォール中にラインを引っ張られてアタって来るとか、キャストしてフォールさせて底でテンション張ったら既に乗っていたりと異常なアタリの多さでした。
集魚灯が有れば足元にケンサキイカが溜まって、沖にも溜まって来る感じでずっと釣れ続きました。
ショアケンサキイカ釣り③反応したケンサキイカを逃がさず乗せる合わせ方
ミッチーさんは日付変更まで1杯!?とかなり酷い状況でしたが、集魚灯とエギ&スッテ仕掛けのお陰で炸裂しています。本当に良かった♪
集魚灯で炸裂しながらアタリが連発するので色々釣り方も工夫が出来ます。
アクションとしては今までリフト&フォールくらいが良いと思っていましたが、動きが鈍くてケンサキイカが反応し難いです。
底に付き過ぎない様にリフト&フォールも必要ですが、シェイクでチョンチョンチョンってやるとケンサキイカのスイッチが入る感じが有りました。
またシェイク後にテンションフォールばかりでは無く、フリーに落としても反応し易いです。
ケンサキイカ釣りの合わせって結構難しくて、強引にやってもなかなか乗りません。
ケンサキイカのアタリが有ってもコチラは何もせず放置!勝手にケンサキイカが向こう合わせに引っ張って行ってくれるまで待つ!乗らず放した場合は再びシェイクして誘うとまたアタって来ます。これが激しく合わせて乗らなかった場合散ってしまいアタリが復活しません。
ケンサキイカがアタって乗った時にさっさと強引に合わせて1杯を釣るより、アタって放置していると向こう合わせになり乗るまでに時間が掛かる間に、1杯目のケンサキイカが仕掛けを引っ張る事で、もう1個のエギやスッテがシェイクされる事で次のケンサキイカが反応してダブルで乗って来る可能性が高まる感じでした。
朝までしっかりアタリが有って、とても楽しむ事が出来ました。
日付変更から確変で大連チャンが続いて、過去一の釣果となりました。
ジップロックLがパンパンです!
まとめ
序盤はボチボチ釣れるものの、ブイロープとの格闘でエギ&スッテを5セットもロストしてしまう、痛い出費となりました。あのポイントは全体的にブイが有るので避けて通れないですが、引っ掛かる度に立ち位置を変えて引っ掛からない位置を探るしか無いです。
ケンサキイカはボトムで釣れるので餌釣り仕掛けを底まで持って行くのはかなり難しいし、仕掛けを底で操作して釣る事がまた難しい。餌釣りで爆れるのは条件的に限定的だと言う判断に至りました。
エギ&スッテでライトエギングをしますが、下側に付いているエギにシンカーを追加する事で底に速く沈めて、更に底をしっかり感じつつスッテをフワフワさせる事でケンサキイカに反応させて釣る事が出来ました。
集魚灯の効果は凄かった!以前アジングでもその効果に驚いた事が有ります。自分たちには全くアタリが無いのに、すぐ隣で集魚灯を照らしている人はアジが入れ食い状態でした。アジが全て集魚灯に止まってこっちに回って来ない状況でした。ケンサキイカにも効果は絶大で、足止め効果が有ってかなり釣り易くなりました。
前回釣行でもアタっては乗らない事が多く合わせが難しいと感じていました。今回アタリが多い事で色々試す事が出来て、向こう合わせにするのが一番効率が良いと言う事が分かりました。アタリが有った時に強く合わせてしまうと身切れや、乗らなかった際に散ってしまうとか、イカが仕掛けを見失ってしまうと言う事になります。しかしアタリが有っても向こう合わせに焦る事で、夢中でアタックが続きますので、完全に引っ張られる様になった時に少しロッドを起こして合わせる程度で十分。それで乗らなくても再度シェイク&ステイでまたアタックしてきます。
今回は色々とケンサキイカを効率良く釣るテクニックが身に付きました。沢山釣ったからもうええか!と思いながらまた行きたいです(笑)
あと最近顔見知りのやっちさんですが、行きは乗せて行ってもらい帰りはミッチーさんと2人の荷物を積んでもらって本当に助かりました。3連続遭遇で毎回話す様になりました。しかも同い年でした(笑)またやっちさん同行のアキラさんが「ザルツさんに挨拶出来てうれしかったです」って言われました。ただの釣り好きなおっちゃんですが、ひたすらブログ書いている人がどんな人なんだろう?って疑問の答えが出るって面白いのかもですね。釣り仲間が増えるって事は嬉しいですので、今後もやっちさん一行と仲良く出来ればなって思います。
今回の釣果:ケンサキイカ 85杯
2023年ケンサキイカ釣果:103杯
ライトエギング
ロッド:オリムピック 18コルト GCRTS-6102L-HS
リール:シマノ(SHIMANO) 19ストラディック 1000S
ライン:デュエル/DUEL The ONE 0.13号 150m
リーダー:ヤマトヨテグス(YAMATOYO) リーダー フロロショックリーダー フロロカーボン 30m 1.5号 6lb クリア