メバリングにはフロロカーボンが良いと聞きますが、私はメバリングを始めた頃からPEを使っており、PEが抜群に良いと思います。
フロロカーボンにもPEにもメリットとデメリットが有りますが、私個人的にメバリングにはPEが釣り易いです。
何故メバリングにPEが良いのか!?また数あるPEの中でどんなPEがおすすめで最強に良いのか!?解説して行こうと思います。
メバリングにPEを使うメリットデメリット
メバリングのラインにはフロロカーボンやエステルでも出来ない事は有りませんが、何故PEが良いのだろうか。
メバリングでPEを使うメリットデメリットを見て行きましょう。
メバリングにPEを使うメリット
メバリングにPEを使う事で下記の様なメリットが有ります。
- 強度が抜群
- 浮き易い
- 飛距離が抜群
- 感度が抜群
強度が抜群
PEは他のラインに比べて断然強度が有ります!
メバルは藻場に付いている事が多く、春先はかなり藻が成長して藻だらけのポイントで釣りをする事になります。
そんな時にエステルでメバリングをやっていると、藻に引っ掛かり呆気無くラインブレイクしてしまいます。
フロロカーボンやナイロンよりも強度の有るPEを使う事で、多少無理がきいて強引なやり取りが可能です。
またPEなら不意の大物にも対応し易く、60センチのシーバスでも何とか寄せる事が出来ます。
メバリングでもフロートを使用して釣りをする事が有りますが、若干重いリグになりますのでフロロやエステルではラインブレイクの恐れが有ります。
浮き易い
メバルは表層を狙う事が断然多いです。
フロロやエステルでは表層を狙いたくても、水なじみが良く沈み易いのでジグヘッドがどんどん沈んでしまいます。
メバルが表層でライズしているのに、ジグヘッドが沈んでしまいレンジを外してしまいます。
PEは沈みにくいので表層を探り易くメバリングに最適なのです。
飛距離が抜群
PEは細くクセが付きませんのでガイドとの抵抗も少なく、かなり飛距離が伸びます。
メバリングのジグヘッドは1g前後を投げる事が多く、軽量ジグヘッドだとなかなか飛びませんので、PEを使って少しでも飛距離を稼ぐ事で広範囲を探れます。
フロロやエステルは沈みやすい特性が有り、表層を探るならPEよりも更に軽いジグヘッドを投げなくてはなりません。
PEならフロロやエステルより重いジグヘッドが投げれて、更に抵抗も少ないので飛距離が断然伸びると言う事です。
感度が抜群
PEはフロロやエステルに比べて伸びが全く有りませんので感度は別格です!
小さなアタリも手元までしっかり届いてゲーム性が上がります。
メバリングにPEを使うデメリット
メバリングでPEを使う事で下記の様なデメリットが有ります。
- 風や波の影響を受けやすい
- 擦れに弱い
- 値段が高い
風の影響を受けやすい
PEは細くて比重が軽い事で、風や波の影響を受け易くなります。
横風を受けてしまうとラインがかなり弛んでしまい何をやっているか分からない状態になります。
またPEは沈みにくい事から、波が高いと海面で浮いているラインが影響を受けてしまいます。
擦れに弱い
PEは引っ張り強度で言えばメリットとお伝えしましたが、擦れに関しては極端に弱くテトラに擦れてしまうと簡単に切れてしまいます。
擦れに弱い事からフロロリーダーの結束が必要になりますので、寒い冬の夜にリーダー結束がとても面倒です。
値段が高い
値段はピンキリですが、基本的にはフロロやエステルに比べてPEの方が高価になります。
激安PEとかも有りますが、結局はトラブルが多かったり扱い辛い事が多いので、高価な物を選ぶ事になります。
メバリングPEの太さ選び方
メバリングに使用するPEとしては0.2号~0.6号になります。
メバリングのリグによって太さを合わせた方が良いです。
ジグ単
メバリングのジグヘッドは1g前後の軽い物を投げる事が多く、飛距離を考えると細いに越した事は有りません。
通常は0.2~0.3号がベストです!
但し初心者の場合、極端に細いPEを使う事が難しいと思いますので、0.3~0.4号がベストです!
スプリットやダウンショットやプラグは敢えて分類していませんが、ジグ単と同じ号数でOKです。
フロート
フロートの場合は10g近い思いリグを投げる事になりますので、細いPEの場合はラインブレイクの恐れが有ります。
アジングで0.3号のPEを使って8g程度のMキャロをやっていると、キャスティングやアクション中にラインブレイクした事が度々有ります。
その後0.4号に変更してからはラインブレイクが無くなりました。
フロートの重量にもよりますが、0.4~0.6号がベストです!
20gのフロートを投げるのであれば0.6号が必要でしょう!
メバリングにおすすめのPE
メバリング用のPEにはライトゲーム専用のPEと、オールラウンドPEの2つに分類されます。
私はメバリングを始めてからずっとライトゲームPEを使っていました。
腕が悪かった事も有りますが、いつもライントラブルでイライラになって、解く事も出来ずラインをロストしてかなりハイペースで巻き替えていました。
ところがオールラウンドPEに出会ってから全くライントラブルが無くなったのと、とにかくラインの強度が断然強いと思いました。
スモールゲームPEの0.4号は6LBで、エックスブレイドペンタグラムの0.4号は10LBです。
オールラウンドPEの方が基本的に強度が有ります!
ライトゲームPE
オールラウンドPE
まとめ
私はスモールゲームや月下美人のPEを良く使っていました。
しなやかで良いPEだと思って使っていましたが、何故かライントラブルになってしまうんです。
そしてクシャクシャになって再起不能で、巻き替えが多くPE貧乏になる事が良く有りました。
初めて使ったオールラウンドPEはエックスブレイドアップグレードでした。
この0.3号がとても硬くて強い!そして全くトラブルにならず、ラインが減る事が無いので長期間使えました。
オールラウンドPEは硬くて真っ直ぐになり易くて糸絡みし難い性質なのかもしれませんね。
ライトゲームPEは柔らかい感じが有りました。
私個人的には硬くて真っ直ぐなオールラウンドPEの方がトラブルが無く、感度も抜群です!
そして丈夫なので1度巻くと全然巻き替えの必要が無いのでコスパに優れています。
記事タイトルの強度・コスパ・トラブルレスで最強はエックスブレイドPEで間違い有りません!
現在使っているアップグレードX8ペンタグラムは2年ほど使っていますが、トラブルが一切無く切れたりする事が無いので糸量が全然減らず交換時期が来ません!
次は更に高価なロンフォートリアルデジテックスWX8が良さそうなので使ってみたいと思っています。
エックスブレイドの中でも2つのPEは高価ですので、もっと安くて良いPEを求めるならこれです!
4本編みでも十分です!このPEのモデルチェンジ前のPEが初めて使ったオールラウンドPEでしたが、8本編みと同じく硬くて真っ直ぐでトラブルが無く、全く切れる事が有りませんでした。
メバリングPEにはエックスブレイドで間違い有りません!