
海で釣りをしていると、海底の色々な物を引っ掛けて釣り上げてしまいます。
- 海藻
- 貝殻
- ゴミ
- ナマコ
- ヒトデ
- 釣具
まぁ色々な物が海底には沈んでいますし、色んな生物が生息しています。
先日エギングで底付近を狙っていると、毎投の様にエギのカンナにカエルの卵の様なイメージで気持ち悪い物が巻き付いていました。
エギのカンナにそんな物が巻き付いているとエギのフォール姿勢が崩れてしまい、イカが絶対に釣れないので毎回剥がしていました。
しかしその物体は物凄く伸びて、やたらと粘着力が有る物でした。
海藻では無いので海底に生息する気持ち悪い生き物だろうと思われます。

海の気持ち悪い生き物毒が有って危険!

これ見て下さい!先日キス釣りをしていて引っ掛けた物を撮影しました。とても気持ち悪いでしょ!?
この斑点の様な物が何となくカエルの卵の様に見えたりします。とにかく気持ち悪いです。
これと同じ物がエギングをやっていて、底付近を探っていると毎投の様にエギに絡みついて戻って来ました。
もちろんそのままではフォール姿勢が崩れてイカが釣れないので、毎回この気持ち悪い物を剥がしていました。
この気持ち悪い物は、とにかく粘着力が有って指で引っ張って取っていたのですが、その指から今度は離れないんですよね。
なのでテトラに擦り付けたりしていましたが、割と大きな塊だった時に手を振れば落ちるだろうと振りました!
すると腕に貼り付いてしまいました。その瞬間にビリビリと痛みを感じて大慌てで剥がしました。
しかしその後その気持ち悪い物が貼り付いた腕は真っ赤にミミズ腫れ状態になって、ヒリヒリと痛みました。

結構な痛みで何か心配になってきました。
これは一体何なんだろうか!?そのまま放置で治るのだろうか!?もっともっと腫れて大変な事になるのだろうか!?

気持ち悪い物をネットで検索する
「カエルの卵の様な物が釣れた」で検索すると、Yahoo!知恵袋が出て来て、読んでみるとクラゲの卵だとか!?
そう言う事か!それでビリビリ痺れる感じで痛かったんだな。と納得しかけましたが、クラゲの卵を検索すると全く違う物しか出て来ませんでした。
これはクラゲの卵では無く、クラゲの細胞なのかな!?と思い込む事にした。
それ以降もネットで色々調べてみましたが、やっぱり有力情報は有りませんでした。
腕の腫れもこれ以上は酷くならないみたいので、クラゲの細胞って事にしよう!いや、でもやっぱり気になります。

Twitterで誰かに教えてもらう
Twitterでツイートすれば誰か知っている人が見つかるかもしれません。
SNSパワーを信じてツイートしてみました。
はじめの内は見た事は有るけど知らないってコメントが多く、反響は有ったがしばらく答えは出ませんでした。
もうダメか!?と思っていると、正解の回答が来た!
スナイソギンチャク!
スナイソギンチャクをネットで調べると出て来ました。間違い有りません!!

スナイソギンチャクと言っても色々な色だったり見た目が違うやつが有りましたが、この写真を見れば間違い無く釣り上げた気持ち悪い生き物と一致ですね。

スナイソギンチャクの毒性
砂地に生息するスナイソギンチャクは美しい体色をしているものが多く、触手の毒に注意が必要です。
勿論私の手は一瞬で腫れましたので毒は有るみたいですが、すぐにでも病院へ行かなくてはならない様な事も無さそうです。

スナイソギンチャクに刺された場合の処置
刺された部位を45°C以上のお湯(我慢できる範囲)に30分以上浸けて痛みが退くのを待ちます。
ショック症状が見られるとき、痛みや腫れが退かないときは病院などに行きましょう。
朝刺されて昼には腫れも痛みもMAXでしたが、夜には若干収まりかけていたので大丈夫そうでした。
腕に付いた時に痛みを感じてすぐに剥がしたから、毒の量が少なくて済んだのでしょうか!?
とにかく大事にならなくて良かったです。

まとめ

エギングやキス釣りをしていて引っ掛かる気持ちの悪い生き物。私の腕を腫れさせたやつ。
一体何者なのか!?ネット上にはあまり情報が無く、何か分からないままで終わってしまうかと思いましたが、Twitterを駆使して判明出来ました。
釣りをしていてかなりの頻度で引っ掛かる為、海底はスナイソギンチャクまみれなんだろうと思います。
しかも大半の人は毒が有るとは知らないと思いますので、普通に手で取っていると思います。
私の経験上も手の指は皮膚が厚いので、スナイソギンチャクに触れても毒の影響を受ける事は有りません。
しかし指に怪我などしている場合は、すぐに毒が入ってしまいますので。触れなくて済むなら触れない様にした方が良いです!
スナイソギンチャクを釣ってしまった時は私みたいににならない様に気を付けましょう!!!
姫路の木材港の底にも生息していますので、キス釣りをする時に引っ掛けたら触らずテトラに擦っておきましょう。
