タコって見た目が怖いですけど、とても美味しくて我が家では一番人気の釣り物です。
そんなタコがおかっぱりからお手軽簡単に釣れるのですから、是非とも狙って欲しいターゲットです。
私がタコ釣りを始めた頃は、まだまだタコ釣り人気は有りませんでしたが、ここ近年で爆発しています。
船タコ人気も爆発していますが、私はやはりお手軽で簡単な堤防からのタコ釣りです。
あまりアクションも要りませんし、堤防でのんびりとタコ釣りは如何でしょうか!?
それでは堤防からのタコの釣り方を解説して行きましょう。
堤防からのタコ釣りテクニック不要!初心者でもお手軽簡単!!
何でこんなにタコ釣りが大流行したのか!?私の勝手な意見としては、何てったってタコは美味い!
釣りとしてはかなり地味ですけど、スーパーで売っているタコとは次元が違う美味さで、釣りたい意欲が湧いて来ます!
釣れるタコの種類
- マダコ
- テナガダコ
- イイダコ
基本的にはこの3種類ですが、本命として狙うのはマダコです!
マダコを狙っていると、たまにテナガダコが掛かります。
10月を過ぎてくるとシーズン的にイイダコが多く居る為、マダコを狙っていてもイイダコが良く掛かります。
イイダコの釣り方はコチラの記事を参考にして下さい↓↓↓
マダコが釣れるシーズン
年中釣れない事はないと思いますが、基本的には6月~8月がベストシーズンです。
6月は新子の季節で、小型のマダコが多く釣ってもリリースサイズが多いです。
8月はサイズも数も良く釣れる最盛期です。一番釣れ易い季節なので、始めるならこのシーズンがおすすめです。
その他のシーズンでも朝夕マヅメをピンポイントで狙うなら、釣れる可能性が高いです。
マダコが釣れる時間帯
私の経験上では断然朝マヅメが良く釣れます。夜明け前から釣れ始めて8時くらいまでは可能性が有ります。
朝マヅメに行くとほぼボウズは無しです。薄暗い間が一番釣れるタイミングですが、明るくなってもまだチャンスは有ります。
夕マヅメも朝マヅメほどではありませんが、意外と釣れます。明るい内もポツポツ釣れますし、暗くなった頃に連チャンした事が有ります。
日中に永遠投げ続けるとか、夜に投げ続けるのはただの苦痛でしか無いので、マヅメの時合いを釣る様に時間帯を絞った釣行が良いですよ。
- 朝マヅメ:夜明け~8時
- 夕マヅメ:15時~夕暮れ
マダコが釣れるポイント
堤防であれば足元が最大のポイントになります。特に堤防の繋ぎ目にタコルアーを落としてリフト&フォールしているとマダコが乗って来ます。
足元で釣れない場合は沖へキャストしてズル引きをします。かけ上がりや岩に引っ掛かる様なストラクチャー回りにマダコが隠れている為、底がゴツゴツした様なポイントは良く釣れます。
石畳のポイントにはタコの餌となるカニが多く居ますので、タコが居る可能性が高く試してみる価値が有ります。
タコ釣りタックル
タコ釣り人気でおかっぱりのタコ釣りロッドは各メーカーから色々出ていますので、選択肢は多いです!
重いマダコを釣るのでロッドは強靭な物で、繊細さは殆ど必要ありません。
代用タックルが有るのか!?等を解説して行きます。
タコ釣り代用タックル
私がタコ釣りを始めた時は春エギングタックルを使用してマダコを狙っていました。
軽めのタコエギを使うと春エギングタックルでも何とかマダコ釣りは可能ですが、マダコの重さからタックルパワーとしては不十分です。
万が一底に貼り付かれた場合は、エギのロスト確定です!0.8号のPEと2号のリーダーでは全く太刀打ち出来ません。
私の使っているショアジギングタックルであれば、パワー的には十分。ラインもPE2号だしリーダーは8号でそうそう切れる事は有りません。
但しショアジギングタックルは重量が結構有るので釣りをするのに、重くてだるいと思います。またロッドが長いのでシェイクとかしにくいですね。
結局タコ釣りに代用タックルはおすすめ出来ません!
タコ釣り専用タックル
ロッドはタコ専用の7フィート台のタコロッドが間違い有りません。
タコロッドにはスピニングリールタイプとベイトリールタイプが有りますので間違えない様に!
リールは3000番~4000番でPEは2号から3号が良いです。あまり太いとキャスティングがしにくくなりますからね。
リーダーは8号~10号で十分な強度です。
タコルアー
近年タコルアーはかなり種類が増えて、どれも良く釣れそうです。
タコルアーには足元を探る物と沖にキャストして探る物の2種類存在します。
足元ルアー
足元に落としてリフト&フォールでマダコを誘うルアーです。
沖キャストルアー
沖にキャストして底をズル引きしてマダコを誘うルアーです。
タコルアーは物凄く沢山種類が有りますので、自分なりに釣れるタコルアーを色々と探してみて下さい。
タコの釣り方
マダコが釣れるポイントでお伝えした様に、タコの釣り方としては足元と沖の2種類が存在します。
釣りとしては沖へキャストしてズル引きの方が断然楽しいと思いますし、私自身ズル引きばかりです。
でも釣り場では私が沖へキャストして全然釣れないのに、足元探っている人はあっさりとマダコをゲットするところを良く見かけます。
釣果のコツは足元も沖も探る事で釣果を伸ばす事が出来ます!
足元を探ってタコを釣る
堤防の際にタコルアーを落としてマダコが乗って来るのを待ちます。リフト&フォールさせてマダコを誘います。
特に堤防の繋ぎ目にはマダコが隠れて餌が来るのを待ち構えていますので、念入りに探ると良いでしょう。
チョイ投げしてリフト&フォールしながら少し広範囲を探るのも良いです。駆け上がりにマダコが潜んでいる可能性が高いですからね。
沖を探ってタコを釣る
足元を探ってタコが釣れないなら沖を探りましょう!
タコルアーをぶん投げてゆっくりとズル引きをしましょう。時折シェイクをしてステイさせて乗せの間を作りましょう。
基本的に沖でタコは底に潜んでいますので、タコルアーが底から離れてしまうと釣れません。軽いタコエギは潮の流れが速かったりすると、底から浮いてしまってタコが釣れません。そんな時は3号から6号のオモリを追加してエギが浮かない様に工夫しましょう!
沖ではタコルアーが引っ掛かりそうな場所、底に変化が有る様な場所で乗って来る可能性が有りますので集中です。また足元に戻って来て駆け上がりの場所もタコが潜んでいますので集中です。
タコ料理
さて頑張って釣ったタコは美味しく食べるだけ!タコ釣りの一番の醍醐味です。
私が一番おすすめするのはタコをさっと茹でて、食べやすい様に切ってわさび醤油を付けて食べるだけ。これが一番美味い!シンプルですが、歯応えも味も最高なんですよ。
もちろん他にもタコ飯やタコ唐揚げと、タコは何をやっても美味しいんです。だからタコが釣りたいんです!
本当にスーパーに売っているタコとは比べ物にならない絶品の美味さなので、是非タコを釣って食べましょう。
まとめ
タコ釣りは高いタックルが必要ではないし、高度なテクニックを要する訳でも無いので、我慢強く投げ続ける事が出来れば必ず釣れます!
ポイントは足元なら堤防が最適ですし、沖なら底がゴツゴツしている様な変化が多いポイントが最適です。
私は足元が苦手ですが、広い堤防を探り歩くと必ずタコが潜んでいる場所が有ると思いますので、是非やってみて欲しいです。
釣りとして楽しいのは沖ですね。タコを掛けてからあの重量感を貼り付かれない様に寄せてくるは燃えます。
タコルアーは無限に有りますので、色々買いだすとキリが有りませんので、お気に入りのルアーを見付けたら違うカラーを何色か買って攻めると良いでしょう。
タコが良く釣れる夏は暑くて、夏バテしてしまいますが、タコにはタウリンと言う成分が含まれており、疲労回復の作用が有ります。タコは食べて美味しく夏バテ防止にもなる最高の食材なんです。
皆さんもタコ釣りを始めましょう!