尺アジも豆アジもアジで美味しいです。尺アジが釣れたら物凄く引くし、食べても相当美味しいです。でも豆アジしか釣れないシーズンは豆アジングをして楽しむのが良いです。
私のイメージとしては20センチを超えるアジは、意外と簡単にフッキングが出来てバラシも少なくストレスは低めで楽しいです。だから本当は大きいアジの方が楽しめます。
豆アジは口が小さくフッキングし難い、また重量も軽いのでフックアウトし易い、更に口切れがし易いのです。フッキングし難くバラシ易いと言う最高にストレスが溜まる釣りなんです。
だからこそ豆アジングを極めると、相当に腕が上がって20センチのアジなんて楽勝に釣れる様になると思います。
豆アジは基本的に沢山居りアタリも連発しますので、初心者がアジングの練習をするのには最適なターゲットです。
ただ腕だけでは豆アジングを簡単に釣る事が難しいので、ルアーの工夫も必要です。
初心者には特に難しい豆アジングで楽しむ釣り方を解説して行きます。
初心者でも豆アジングで簡単に釣れる方法
尺アジより豆アジの方が数が居るのは間違い有りません!なので数釣りは断然豆アジの方が有利です。
ルアーの工夫だけで本当に簡単にアジが沢山釣れます。この記事を読んだ後にあなたも豆アジマスターになっている事でしょう。
豆アジが何故釣れにくいのか?解決策は?
冒頭でもお伝えしましたが、下記の様な原因が考えられます。原因に対する解決法で豆アジが簡単に釣れると考えられます。
- 豆アジの口は小さくフッキングし難い
- 豆アジの口は弱く口切れでバラシ易い
- 豆アジの重量が軽く巻いている時にフッキング状態を保ち難くバラシ易い
豆アジの口は小さくフッキングし難い
アジが小さければ小さいほど口が小さいのは当たり前。20センチ以上のアジを釣るのに適したジグヘッドやワームを使って豆アジを釣るとフッキングし難いのは当然です。
20センチ以上のアジならフックサイズは#6~#8で最適だと思いますが、豆アジならどう考えても大き過ぎてフッキング出来ません。
豆アジの場合は#10~#12が最適です。このサイズのフックなら豆アジでもしっかりフッキング出来ます。
右側のジグヘッドが#8です。中がジャコヘッドのミクロで#12です。左側はもっと小さく見えますが月下美人と尺ヘッドの#12です。
豆アジの口は弱く口切れでバラシ易い
フックのサイズを小さくする事でフッキングする事は簡単になりました。でも今度はフッキングの後アジが暴れて口切れでバラシ多発!
フッキングを可能な限り口の奥で掛ければ口切れ防止になります。先ずはジグヘッドは可能な限り軽くする事で吸い込みが良く、豆アジの口の奥で掛ける事が出来ます。
またいつも20センチ以上のアジに使っている、2インチ以上のワームでは豆アジの口には大き過ぎます。ワームの大きさで吸い込みが悪く口の手前で掛かり、結果的に口切れの原因となってしまいます。
豆アジに使うワームは小さい方が有利です!なので1.5インチでも良いですが、更に小さく1インチ以下の物を使うと完璧に吸い込んでしっかりフッキング出来るでしょう!
一番上が2.3インチで、2番目が1.5インチで、3/4番目が0.9インチです。断然0.9インチが豆アジの口にピッタリサイズです。
豆アジの重量が軽く巻いている時にフッキング状態を保ち難くバラシ易い
20センチ以上のアジと比べると豆アジの重量は軽く、フッキング状態が保ち難くバラシ易いです。特に水揚げ時の空中で豆アジが暴れて外れる事が多いです。
軽い重量でもアジングロッドのティップが曲がって追従出来するロッドが必要です。ルアーウエイトが1g~10gのロッドより、0.1g~3gのロッドの方が最適です。
豆アジは基本的にミスバイトが多い!
ジグヘッドとワームを豆アジ対応品に変えたとしても、1度のアタリでフッキングに持ち込めるかと言うとそう簡単には行きません。
豆アジがジグヘッドワームにアタックしてフッキング出来なければミスバイトになってしまい、ワームがズレてしまういアタリは無くなってしまいます。
そうなってしまうと、そのままアクションを続けてもムダ!一旦ルアーを回収してワームのズレを修正してから再びキャストでアクションをします。
このミスバイト対応にやたらとムダな時間が掛かってしまいます。ミスバイトが有ってもワームがズレなければ問題は無いのです。
ズレないワームと言えばMozuです。
Mozuワーム
Mozuワームだとミスバイトが有ってもズレないので、そのままアクション続けて釣れるまでやればOKです。
Mozuワームの中でも一番インチの小さいエリオンが豆アジには最適です。
Mozuワームは何匹釣っても殆ど痛む事が有りませんので、一晩中1個のワームでも釣り続ける事が出来ます。とてもコスパにも優れた商品なんです。
私の好きなガルプなら1本で5匹釣るのがやっとだと思いますが、Mozuワームなら1本で100匹でも釣れます。
\豆アジに最強のワーム/
豆アジのレンジやアクション
豆アジは比較的浅いレンジに居る事が多く、常夜灯ポイントならかなり浮いていますので表層を探るとアタリが連発します。
アクションとしてはただ巻きでもアタリが多く十分に釣れます。しかしただ巻きだとちょっと乗り難い事が多いので、ただ巻きしながらチョンチョンとトゥイッチを入れた後にステイやフォールで食わせの間を作ると乗り易くなります。
上あごフッキング出来れば、バラす事は有りません。
釣りに絶対は有りませんので、その日そのポイントでの必釣パターンが有ります。そのパターンを探すのも釣りの楽しさです。試行錯誤してパターンを見付けましょう。
まとめ
豆アジをアジングで釣るのはとても難しいですが、豆アジは基本的に数が居るのでアタリも多く、初心者が練習するには最適のターゲットです。
今回ご紹介した様にジグヘッドとワームを豆アジ対応にして、ロッドは繊細なティップの物でアジングをすればきっと簡単に数釣りする事が出来るでしょう!
Mozuワームはアタリが多く乗り難い豆アジングに対して、ズレないワームの効果を発揮します!でも20センチ以上のアジに対しても、深いレンジまで沈めてアタリが有って乗らなかったらルアーの回収とかとてもだるいけど、Mozuならズレませんから大丈夫。
それでは豆アジを沢山釣ってアジングの腕を磨きましょう。