シーバスフィッシングと言えば何か難しいイメージが強く有ります!大きな魚である事もあり、そう簡単には釣れないと言う固定概念が有ります。
しかしバチ抜け発生時のバチパターンシーバスを狙うのは簡単!?
冬~春にかけてバチが抜けると、それを狙ってシーバスが河口に集まり捕食を始めます!バチ狙いのシーバスを釣る事をバチパターンと言います。
シーバスがはっきりとバチを狙っているパターンなので、初心者でもバチを模した釣り方をすればパターン成立で簡単に釣る事が出来ます。
この記事を読めば下記の様な内容が分かります。
- バチ抜けとは
- バチ抜けの時期
- バチ抜けの季節
- バチ抜けのタイミング
- バチパターンのレンジ
- バチパターンの釣り方
- バチパターンにおすすめのロッド
- バチパターンにおすすめのリールとライン
- バチパターンにおすすめのルアー
これだけ把握出来れば初心者でもバチパターンシーバスが釣れますよ!
バチパターンでシーバスフィッシュング
バチ抜けとは
「バチ」とは、砂の中に生息するイソメやイトメ、ゴカイ類などの総称です。 それらが産卵のために潮が大きく動くタイミングに砂の中から這い出てきて、水面を浮遊して流れてゆく。 この状況を釣り人は「バチ抜け」と呼んでいます。
バチ抜けの時期
バチ抜けの次期は12月から翌年の6月頃まで、ただし地域によって異なるため2月頃から始まる地域もあれば、早く始まり4月頃に終わってしまう地域もある。
その年の気温(正確には水温)によっても異なることが多く変化します。
12月に始まり徐々に抜けるバチの量も増え、海や、河口の表層で、大量にバチを観測することができるようになります。 東京では3月~4月に最もバチの量が増えて行きます。
バチ抜けのタイミング
バチが抜けやすいのは潮がよく動くタイミングで、つまり干満差の大きな大潮ほど抜ける可能性が高いです。また、大潮前後の中潮の日も潮がよく動く日であるため抜ける可能性は高い。
バチが抜けるのは日没後の満潮から下げの2時間くらいのタイミングで良く抜けます。
バチパターンのレンジ
基本的には表層にバチが漂っていますので、表層のレンジを狙ってルアーを引きます。表層から少しずつレンジを下げて探って行くと良いです。
表層~中層でアタリが無い場合は底の可能性も有ります。底から抜けたバチが狙っているシーバスも居るみたいで、底を探る必要も有ります。
バチパターンの釣り方
表層
基本的には流れに任せてラインを張らず緩めず状態に保って、流されるバチを表現する事です。
速く巻いて流れと逆らっていると、バチっぽく無く釣れませんのでとても繊細に巻きスピードを調整する必要が有ります。
ボトム(底)
表層でアタリが得られない様なら、シーバスが底バチを狙っている可能性が有る為底を探ってみましょう。
ルアーを底まで沈めて少し速めに巻いて浮かせる事でバチが抜ける様なイメージを出しましょう。その後また沈めて底取りを繰り返して底針狙いのシーバスを仕留めましょう。
バチパターンにおすすめのロッド
バチパターンで狙う場合はミノーを速巻きする様な釣り方では無く、先ほど触れたようにラインを張らず緩めずな状態で、メバリングに近い様な釣りです。
そんな繊細なバチパターンにはLクラスのソフトなティップが最適で、レングスは8フィートクラスです。
もちろん専用ではなく、とりあえず現在持っているロッドでやってみようも有りです。
私は8フィートのチヌロッドを使ってやっていますし、あとは秋エギングロッドを使うと良いかと思います。あまり硬いロッドではやり難いのでティップはソフトなロッドが使い易いです。
バチパターンにおすすめのリールとライン
バチパターンはラインを張らず緩めず程度のスローな巻きスピードの為、ノーマルギアのリールが良いでしょう。
メインラインは勿論PEで0.6~0.8号が良いでしょう。繊細な釣りなのであまり太いラインは操作性が悪く向いていません。
リーダーは2~3号のフロロカーボンで根ズレ対策になるので良いでしょう。
リールも同じく専用じゃなくても問題有りませんので、秋エギングか春エギング用のリールがそのまま使ったら良いと思います。
バチパターンにおすすめのルアー
バチパターンのルアーは基本的にはシンキングペンシルをスローに巻いてシーバスを狙います。
細めのフローティングミノーを流れに乗せて狙う方法も有ります。
シンキングペンシル
シンペンとワームのハイブリッド
フローティングミノー
初心者にはレンジキープ不要のフローティングミノーがオススメ!
まとめ
バチパターンでは確実にシーバスがバチを捕食していますので、バチルアーを投げた誘うと確実に釣れます。
正直な所バチパターンだからと言ってシーバスは簡単には釣れません。バチルアーをゆっくり巻くだけなんですが、そこにとても腕が必要になってきます。
シンキングペンシルで狙うならテンションが緩々ならどんどん沈んで底に着いてしまいズル引き状態になってしまい、巻き過ぎるとシーバスに見切られて釣れません。
表層なら断然フローティングミノーを流しながら糸ふけ分だけ巻けばOKです!これが一番簡単なバチパターンの釣り方です!!
シーバスの他のパターンから見ると、バチパターンは確実にバチの捕食をしている時期なので、狙い方は固定で行けて釣れる可能性が上がります。
是非シーバスの強い引きを体感してみましょう!