
テナガエビ釣りにすっかりハマっていますが、釣りだけにハマっているのではなく、素揚げにして食べると美味しいので、食としてもドハマりしています。
泥抜きをしないといけないのでは!?とか色々不安な面も有るかもしれませんが、下処理を含めてとっても美味なテナガエビ素揚げの作り方を解説します。

テナガエビ素揚げの作り方下処理から完全解説

テナガエビ素揚げを作るには、先ずテナガエビを釣って来てください(笑)
釣ったエビは基本的にエビクーラーで活かして下さい。

死んでしまったテナガエビは鮮度が一気に落ちてしまいますので、クーラーボックスで保冷して持ち帰る様にして下さい。

テナガエビをゲットしたら、下処理から始めるよ!

テナガエビ素揚げに必要な物
- 日本酒(料理酒)
- 爪楊枝
- 塩
- キッチンペーパー
- 塩コショウ
- 片栗粉
- 油

テナガエビを締める
エビクーラーで活かして持って帰ると鮮度抜群ですが、生きたままでは調理が出来ませんのでここで締めます!
エビクーラーの水を捨てて、ボールにテナガエビを入れます。

生きており飛び跳ねて外に飛び出しますので、何か適当な蓋をして料理酒を準備します。

蓋をズラして、料理酒を適当に投入します。
エビが全て浸かるほど入れなくても、半分程度浸かればOKです。

エビが大暴れして5分ほど放置しておくと、動きが止まり締まります。

テナガエビの胃袋取り
エビクーラーで活かしたままにすると泥抜きは出来ますが、結局死んでしまったテナガエビは泥抜きを出来ませんし、泥抜きをしても有る程度残ってしまいますので胃袋ごと取ってしまいます。
爪楊枝を利き手でもって、テナガエビを反対側の手で持ちます。

口の辺りに爪楊枝を突っ込んで、持ち上げる様にすると胃袋が付いて来ます。
あまり強く引っ張るといぶくろが千切れて取れなくなりますので優しく引っ張って下さい。

上手く行くと黒い胃袋が出て来ます。

この胃袋がかなり臭いますので、そのまま素揚げにする事が出来ないって事が分かります。

死んでしまって、クーラーボックスで持ち帰った分も、胃袋を取り出して下さい。

テナガエビを洗う
川に住んでいるテナガエビですから、殻にも汚れが沢山付いていますので、綺麗に洗います。
先ずは料理酒漬けにしていましたので水道水で洗い流します。

水を切って塩を敵とに振り掛けます。

軽く塩で揉んだ後、1匹1匹テナガエビの殻全体を洗って行きます。

洗ったテナガエビはざるに集めます。


テナガエビの水気を取る
素揚げの準備に入りますが、テナガエビが水を含んでいると油で弾けて恐ろしい事になりますので、しっかり水気を取って行きましょう。
キッチンペーパーで1匹1匹丁寧に水気を取ります。

水気を取ったテナガエビはバットに綺麗に並べて行きましょう。


テナガエビに下味と衣
いよいよ素揚げ手前の準備です。
テナガエビに塩コショウで下味を付けます。
下味を付けずに揚げた後で塩を振っても良いですけど、私は塩コショウで下味を付ける方がしっかりとした味で美味しいと思います。

適当に塩コショウを振って下さい。
個人的に下味は薄めより濃いめの方が絶対美味しい

片栗粉をまぶします。

テナガエビ全体に片栗粉を振り掛けます。

このままではテナガエビ全体に片栗粉が付いていませんので、1匹1匹丁寧にまぶして行ってください。
テナガエビに塩コショウを振り掛けますが、テナガエビに塩コショウが保持されませんので、片栗粉と塩コショウを混ぜて衣に味付けをする様なイメージが良いです。


テナガエビを揚げます
テナガエビが浸かる程度の油を入れて適温まで温めます。
IHクッキングヒーターの揚げ物メニューの180℃で揚げています。

テナガエビを1匹ずつ油へ投入します。
投入した瞬間にテナガエビの手の形が決まりますので、さえばしで真っ直ぐにして下さい。

鍋に入るだけ投入して行きます。

投入した時はブクブクと空気が沢山出て来ますが、その内ブクブクが有る程度落ち着いて来たら完成です。
ブクブクが0にはなりませんが、量が減って静かになった状態が揚がった状態です。
1匹1匹油をしっかり切ってから、バットに上げて行きます。

バットが一杯になったら別皿に盛り付けて行き完成です。


まとめ

テナガエビ釣りはとても楽しく、釣って帰って素揚げにすれば最高に美味しいですし、絶対やってみて欲しいです。
釣ったものを美味しく食べる釣り人特権は色々有りますが、テナガエビ基本スーパーなどでは手に入りませんので、釣り人にしか食べる事が出来ませんね。
テナガエビ素揚げは結構手間暇掛かりますが、とても美味しいので苦労してでも作るべきです。
テナガエビの胃袋取る工程が結構難しいですが、慣れると普通に取れる様になりますので大丈夫です。
味付けの部分ですが、しっかりとアジを付けた方がそりゃ美味しいです!
味付けは好みも有りますので、薄味にするも良し、下味無しで塩を少し振って食べるも良しです。
是非チャレンジしてみて下さいね。
